本佐倉城(もとさくらじょう)は、現在の印旛郡酒々井町(しすいまち)に、文明年間(1469年~1487年)に千葉輔胤によって築城されたとされている平山城です。将門山城と呼ばれることもあります。
築城以来、戦国時代を通して千葉氏の本拠地となっていましたが、1590年の豊臣秀吉による小田原征伐に際して千葉氏が改易されると徳川氏に接収され、破却されました。
1606年に小笠原吉次が、1610年に土井利勝が佐倉に封じられ、この時期に本佐倉城は再建されて佐倉藩の藩庁を置かれていました。しかし1615年、一国一城令が発出されると、同年に佐倉城が完成したこともあって、本佐倉城は廃城となりました。
印旛浦(現在の印旛沼)に面した台地に築かれた連郭式の平山城で、千葉県内で最大級の大規模な城です。折れ・出枡形・隅枡形など、戦闘用の城としての工夫が多く凝らされています。
現在では、石碑が設置されている他、土塁・空堀・曲輪などの遺構が残っています。