三重城(みえぐすく、みーぐすく)は、16世紀に王農大親(尚清王の義父)によって築城された平城です。王ヌ大比屋城と呼ばれることもあります。
倭寇などの海賊から首都を防衛する拠点として屋良座森城と共に築かれ、1609年の琉球侵攻の際には薩摩の水軍を撃退しています。
国場川の東側河口付近に築かれた平城(海城)で、西側河口付近の屋良座森城と対を成して那覇港の入口を守っています。大砲を備えており、実質的には台場と言えます。城から陸まで堤防が設けられ、堤防の途中には臨海寺(沖宮の別当寺)があります。屋良座森城との間に鉄鎖網を張って港を閉塞できることも特徴です。
現在では西側を除く周囲が埋め立てられており、石垣の一部が遺構として残っています。