大野城は、1576年に金森長近(織田信長の家臣、赤母衣衆の一人)によって築城された平山城です。越前大野城、亀山城と呼ばれることもあります。雲海に浮かぶ「天空の城」として有名です。
織田信長による越前一向一揆の制圧後、一揆平定の恩賞として1575年にこの地を与えられた金森長近によって、その翌年から築かれました。この際、碁盤目状に区切られた城下町も整備されています。
その後、青木一矩や織田秀雄(織田信長の孫)が城主となり、江戸時代初頭に城主が頻繁に交代した末、土井氏の居城として明治維新を迎えています。
越前と美濃を繋ぐ美濃街道が通る大野盆地の亀山に築かれた、梯郭式の平山城です。野面積みで築かれた石垣は、日本の城の本格的な石垣としては最初期に当たるものと考えられています。
現在では天守閣が復元(再現度は高くない)されて展示室や展望台となっている他、石垣や水堀などの遺構が残っています。