浦添城(うらそえじょう、うらしーぐすく)は、築城年・築城者不明の山城です。舜天・英祖・察度という3王統の王城とされています。
琉球統一を目指す尚巴志・思紹父子との戦いで1406年に武寧王(察度王統第2代)が敗れた後、16世紀になると尚維衡(尚真王の長男)の一族の居城となりましたが、1609年の琉球侵攻の際に薩摩軍の攻撃で建造物を焼失しています。
第二次大戦時の沖縄戦では激戦地となり、アメリカ軍に「ハクソー・リッジ」と呼ばれて、2016年には同名の映画も制作されています。
北西~南東に細長く伸びる石灰岩丘陵の南東端付近に築かれた大規模な山城で、切り立った崖などの自然地形を活かしつつ、長く高い石垣で守りを固めています。北に一段下ったところには、浦添ようどれ(王墓)が設けられています。
現在では浦添大公園として整備されており、一部の石垣などが遺構として残っていて、城壁や石畳道、さらに北隣の浦添ようどれが復元されています。