荒子城址:愛知県名古屋市中川区荒子4丁目
荒子城(あらこじょう)は、1544年に前田利春(前田利家の父)によって築城されたとされている平城(城館)です。前田利家の生誕地との説があります。
織田氏に仕えて荒子を与えられた前田利春の居城として築かれました。1560年に前田利春が亡くなると前田利久(利春の嫡男)が後を継いだものの、1569年には織田信長の命で前田利家(利春の四男)が家督を継いで城主となりました。1575年に利家が越前に移ると前田利長(利家の嫡男)の居城となりましたが、1581年に利家が能登に移った際に利長も同行し、廃城となりました。
居館などを柵と堀で囲んだ、単純な構成の平城です。
現在では冨士大権現天満天神宮(前田氏の祖と伝えられる菅原道真などを祀る)となっており、前田利家卿誕生之遺址の碑が建てられています。