玄蕃尾城跡:福井県敦賀市刀根
玄蕃尾城(げんばおじょう)は、築城年・築城者不明の山城です。内中尾山城(うちなかおやまじょう)と呼ばれることもあります。
15世紀半ばに朝倉氏が築いたとも、16世紀後半に柴田勝家または佐久間盛政(玄蕃允)が築いたとも言われています。
柴田勝家と羽柴秀吉(豊臣秀吉)による織田信長の後継者争いに際して柴田勝家の本陣となりましたが、1583年の賤ヶ岳の戦いで敗れた勝家が北の庄城まで一気に撤退したので、この城は戦場にはなりませんでした。
越前と近江との境の中尾山に築かれた山城で、東の北国街道と西の柳ヶ瀬越を見下ろす立地になっています。石垣のない土造りの城で、空堀や食い違い虎口などを多用しており、織豊系山城の最高水準と評されています。
現在では登山道が整備されており、櫓台・虎口・空堀などの遺構が残っています。
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