八王子城跡:東京都八王子市元八王子町3丁目
八王子城は、1571年に北条氏照によって築城された山城です。武州八王寺城と呼ばれることもあります。
1587年には北条氏照の本拠地となり、この時期に安土城を参考にした改修を施されています。
1590年の豊臣秀吉による小田原征伐では、城主不在の中、上杉景勝・前田利家・真田昌幸らに攻められて1日で落城し焼失、籠城していた婦女子が自刃するなど、悲惨な結末となりました(八王子城合戦)。
深沢山(現在の城山)の尾根や谷を利用して築かれた大規模な山城で、頂上付近の要害地区・山腹の居館地区・その南の太鼓曲輪地区・麓の根小屋地区などに分かれています。後北条氏の城らしく、戦闘用の城としての工夫が多く凝らされています。
現在では、居館地区が史跡公園として整備されており、石垣・曲輪・御主殿・堀切などの遺構が残っています。
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