平井城址公園:群馬県藤岡市西平井
平井城は、1438年に長尾忠房によって築城されたとされている平山城です。永享の乱の舞台として知られています。
鎌倉公方の足利持氏と関東管領の上杉憲実との対立に際して憲実が家臣の長尾忠房に築城させたと伝えられており、これに続く永享の乱では幕府軍と連合した憲実が持氏を破っています。
16世紀前半には、関東管領・山内上杉氏の居城となっていました。1552年に北条氏康に攻め落とされ、1560年に長尾景虎(上杉謙信)によって奪回されたものの、その際に廃城となりました。
鏑川支流の鮎川に面した段丘に築かれた平山城です。この一帯は、関東管領の居城だった頃には鎌倉を凌ぐほどに栄えた、と言われています。
現在では本丸の一部が平井城址公園として整備されている他、土塁や空堀などが遺構として残っています。付近には、平井城の出城とされる平井金山城の城址があります。
都道府県の文化財