岩国城:山口県岩国市横山3丁目
岩国城は、1601年に吉川広家(吉川元春の三男)によって築城された山城です。横山城と呼ばれることもあります。
関が原の戦い(1600年)で東軍と内通して勝利に貢献しながら、戦後処理で転封され、米子城から移転してきた吉川広家によって、その居城として築かれ、1608年に完成しましたが、1615年の一国一城令で廃城となりました。
瀬戸内海までを一望する横山の山頂に築かれた連郭式の山城で、3方を取り囲む錦川を天然の外堀として利用しています。南蛮造り(上階を下階より張り出させた構造)の天守閣が特徴です。南麓には、御土居(居館や武家屋敷など)が設けられています。
現在ではロープウェイが整備されており、石垣や堀が遺構として残っている他、天守閣(位置は史実と異なる 内部は展示室、展望台)や天守台が復元されています。麓の御土居跡は吉香公園(1885年開園)となっており、香川家長屋門(1693年建造)や昌明館(1793年建造の隠居所 内部は吉川史料館)など多くの建築物が現存し、堀が遺構として残っています。吉香公園は、近隣の錦帯橋(1674年建造)と合わせて、桜の名所としても知られています。