上山城:山形県上山市元城内
上山城(かみのやまじょう)は、1535年に武衛義忠によって築城された平山城です。月岡城と呼ばれることもあります。
義忠が現在の上山市元城内(もとじょうない)に築城して以来、武衛氏(上山氏)の所領となっていましたが、1580年に最上義光の調略で寝返った里見民部に城を奪われました。以後の城主は頻繁に変更され、1692年に一旦破却されるも、後に松平氏が本丸や大手門を再建、明治維新に至るまで存続しています。
周囲を大沼・牛沼・前川に囲まれた丘陵に建てられている、輪郭式の平山城です。羽州街道と米沢街道の分岐点に位置しており、戦国時代には最上氏・伊達氏・上杉氏などによる勢力争いの舞台となりました。
現在では月岡公園および月岡神社境内となっており、西内堀や一部の石垣などが遺構として残っています。二の丸跡には模擬天守(郷土資料館)があります。