唐澤山神社:栃木県佐野市富士町
唐沢山城は、927年に藤原秀郷が築城したとされている山城です。栃本城、根古屋城、牛ヶ城と呼ばれることもあります。関東七名城の1つに数えられています。
15世紀後半頃には、佐野氏(藤姓足利氏の庶流)の所領となっていました。後北条氏と上杉氏との勢力争いにおいて重要な場所にあったことで両者からたびたび攻められましたが、城主の佐野昌綱が敢闘し、関東一の山城と賞賛されました。1602年に佐野城が麓に築城されると、廃城になりました。
唐沢山の頂上に配した本丸を中心とする、連郭式の山城です。くい違い虎口や関東では珍しい高石垣など、戦闘用の城としての工夫が特徴です。
現在では県立自然公園として整備されており、石垣や井戸(大炊の井、大炊井戸)などの遺構が残っている他、本丸跡には唐沢山神社があります。桜やツツジの名所としても知られています。