小丸山城址:石川県七尾市馬出町
小丸山城は、1582年に前田利家によって築城された平山城です。
織田信長の命で能登国主となった前田利家は1581年に七尾城へ入ったものの、中世の山城である七尾城には統治・経済面で難があったので、この小丸山城を築いて移住しました。1583年に利家が金沢城に移った後にも前田氏の居城であり続けましたが、1615年の一国一城令によって廃城となりました。
七尾湾と御祓川(みそぎがわ)に囲まれた丘陵に築かれた、梯郭式の平山城です。御祓川は、この城の外堀として作られた人工河川と考えられています。
現在では本丸跡と天性丸跡が小丸山城址公園として整備されており、櫓台や曲輪などが遺構として残っている他、前田利家とまつの像や石碑が建てられています。桜やツツジの名所としても知られています。