松ヶ島城跡:三重県松阪市松ヶ島町城の腰
松ヶ島城は、1580年に織田信雄によって築城された平城です。
織田信雄の居城であった田丸城が火災によって焼失した際、新たな居城として築かれました。
1582年に本能寺の変が勃発し、清洲会議での決定を受けて織田信雄が清洲城に移った後、豊臣氏家臣の蒲生氏郷の居城となって、南伊勢の統治拠点とされました。しかし、城下が手狭で発展性に欠けると見なした氏郷が松坂城を築いて移転したのに伴い、廃城となりました。
三渡川(みわたりがわ)が伊勢湾に注ぐ河口付近に築かれた平城です。伊勢湾の海運だけでなく伊勢神宮への参道も押さえる交通の要衝でしたが、松坂城の築城時に参道は松坂経由に変更されました。
現在では、天守台が遺構として残っています。
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