鳥居記念博物館:徳島県鳴門市撫養町林崎北殿町
撫養城(むやじょう)は、現在の鳴門市撫養町林崎(むやちょう はやさき)にある、築城年・築城者不明の平山城です。岡崎城、林崎城と呼ばれることもあります。
阿波小笠原氏の居城として築かれた、との説があります。足利義稙(室町幕府10代将軍)がこの地で没したとの記録から、少なくとも1523年には存在していたと考えられています。
戦国時代後期には四宮加賀守(三好氏家臣)が城主となっていましたが、1582年に長宗我部元親が阿波に侵攻すると長宗我部氏の支配下に入っています。
1585年、羽柴秀吉(豊臣秀吉)の四国攻めで功績を挙げて阿波を与えられた蜂須賀家政(蜂須賀小六の嫡男)は、撫養城を徳島城の支城(阿波九城)の1つとして改修し、家臣の益田氏を城番に任じています。
1615年、一国一城令によって廃城となりました。
鳴門海峡や淡路島を一望する妙見山(みょうけんさん)に築かれた平山城です。
現在では妙見山公園として整備されており、曲輪や石垣が遺構として残っている他、模擬天守(トリーデなると 多目的室、ギャラリー、展望台)が建てられています。園内には妙見神社(四宮加賀守の末裔らによって1830年に開基)や鳴門ガレの森美術館があり、桜の名所としても知られています。
市区町村の文化財