苗木城址:岐阜県中津川市苗木
苗木城(なえぎじょう)は、1526年に苗木遠山氏によって築城されたとされている山城です。霞ヶ城、赤壁城と呼ばれることもあります。「天空の城」「岐阜のマチュピチュ」として有名です。
織田氏と武田氏との勢力争いの中、苗木遠山氏は1573年には織田氏の傘下に入り、苗木城は1574年には武田勝頼に攻め落とされたものの、1575年には織田信忠(織田信長の嫡男)によって奪還されています。
1582年~1583年には森長可(豊臣氏家臣)の攻撃で落城しましたが、1600年に徳川家康の命を受けた遠山友政に奪還されました。以後、明治維新に至るまで、遠山氏の所領であり続けました。
信濃と美濃の国境付近、木曽川を南に見下ろし中山道と飛騨街道を一望する高森山に築かれた山城で、狭い岩山という地形上の制約から、懸造(柱で固定した床下の上に建造していく手法)の天守閣、巨石を利用した石垣、といった特徴を持ちます。
現在では登山道が整備されており、石垣や大矢倉などの遺構が残っている他、天守閣跡には展望台が設けられています。
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