後瀬山城址:福井県小浜市伏原
後瀬山城(のちせやまじょう)は、1522年に武田元光(若狭武田氏)によって築城された山城です。
1568年に朝倉義景に包囲されて朝倉氏の支配下に入りましたが、朝倉氏滅亡後の1573年には織田氏家臣の丹羽長秀が入城、この時期に大改修を施されています。
関ヶ原の戦いが終わると、この戦いで功績を挙げて若狭国を拝領した京極高次の居城となりましたが、小浜城が完成すると、1642年には廃城となりました。
小浜湊を望む後瀬山の頂上から北側尾根にかけて築かれた曲輪群と山麓の居館(武田氏館)で構成されており、山全体に及ぶ大規模な山城です。畝状竪堀や大規模な堀切などを駆使して、特に西方面の守りを固めています。現在では参道が整備されており、曲輪・堀切・土塁などの遺構が残されています。頂上には愛宕神社が、麓には八幡神社があります。
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