鴫山城跡:福島県南会津郡南会津町田島
鴫山城(しぎやまじょう)は、長沼氏によって築城されたと考えられている山城です。南山城と呼ばれることもあります。
16世紀前半に長沼氏と蘆名氏によって争われた末、蘆名盛氏が長沼氏を臣下に収めたことで蘆名氏の所領となります。1589年に伊達政宗が蘆名氏を滅ぼして以降、伊達氏・蒲生氏・上杉氏の所領などと移り変わり、1627年に加藤嘉明の所領となった際に廃城となりました。
阿賀川と水無川に囲まれた愛宕山の北面に築かれた根小屋式の山城で、その地形を活かして構成されています。曲輪・土塁・石垣などの遺構には、中世から近世にかけての城郭技術の変遷が見られます。
現在では登山道が整備されており、頂上には愛宕神社があります。曲輪や空堀などの遺構が残っている他、大門石垣が復元されています。紅葉の名所としても知られており、山上からは南会津を一望できます。
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