白河小峰城:福島県白河市郭内
白河小峰城は、1340年に結城親朝によって築かれた平山城です。小峰城、白河城と呼ばれることもあります。東北三名城の1つとされています。
豊臣秀吉の奥州仕置の際に白河結城氏が改易されると、支配者は蒲生氏・上杉氏・蒲生氏と移り変わり、1627年に移封されてきた丹羽長重によって改修を受けています。幕末には幕領となり、戊辰戦争の白河口の戦いで落城した際に大部分が焼失しました。
阿武隈川の南に位置する丘陵などを利用して築かれた、梯郭式の平山城です。東北地方では珍しく石垣造りの城であることが特徴です。
現在では城山公園として整備されており、石垣や堀などが遺構として残る他、御三階櫓(事実上の天守閣)や前御門などが復元されています。伝説にちなんだ「おとめ桜」など、桜の名所としても知られています。
国の史跡
白河小峰城の太鼓櫓
旧小峰城太鼓櫓:福島県白河市郭内
太鼓櫓は、かつて白河小峰城の二ノ丸の太鼓門西側に建てられていた櫓です。白河小峰城のものとしては唯一現存する建築物です。
1873年に小峰城内の土地や建物が民間払い下げとなった際に三の丸の紅葉土手に移築され、1930年に現在の場所に再移築された際には茶室に改装されました。2022年には、同じ敷地内での再移築と修復が行われています。
現在では、内部は非公開となっています(過去に特別公開あり)。
市区町村の文化財