賤ヶ岳:滋賀県長浜市木之本町大音
賤ヶ岳砦(しずがたけとりで)は、現在の長浜市木之本町大音(きのもとちょう おおと)に築かれた、築城年・築城者不明の山城(砦)です。賤ヶ岳城と呼ばれることもあります。賤ヶ岳の戦いの舞台として有名です。
1573年、織田信長と浅井長政・朝倉義景との戦いの際に、浅井・朝倉軍が布陣したという記録があります。
1583年の賤ヶ岳の戦いでは羽柴方の陣城の1つとされ、柴田方の佐久間盛政に攻められると、守将を務めていた桑山重晴が撤退しかけましたが、折良く援軍に来た丹羽長秀と合流して盛政を撤退に追い込みました。その後、羽柴秀吉(豊臣秀吉)が駆け付けてここに本陣を置き、前田利家の撤退もあって、秀吉が柴田勝家に勝利しました。
琵琶湖と余呉湖の間に位置する賤ヶ岳に築かれた、土造りの砦です。
現在では公園として登山道やリフトが整備されており、土塁や堀切などが遺構として残っている他、石碑や「戦のあと」像が建てられています。