滝の城址公園:埼玉県所沢市城
滝の城(たきのじょう)は、平安時代末頃に築城されたとされている平山城です。滝之城、瀧之城、本郷城と呼ばれることもあります。
1180年頃に源頼朝の挙兵に応じて築城された、と伝えられています。
戦国時代前期には関東管領上杉氏の支配下にあり、16世紀半ばに後北条氏の支配下に入っています。多摩西部と北関東との中間点に位置しており、1564年の下野遠征の際にはこの城で陣揃が行われました。
1590年の豊臣秀吉による小田原征伐では、浅野長政に攻められて落城しました。その後、徳川家康の関東入国に際して廃城になったと考えられています。
台地の縁辺部に築かれた多郭式の平山城です。外郭の堀は障子堀となっています。ここでは横穴墓群も発見されており、古代にも重要拠点として使用されていたと考えられています。
現在では、土塁・堀・櫓台などが遺構として残っています。本丸跡の一部などは滝の城址公園として整備されており、梅や桜の名所としても知られています。
都道府県の文化財