滝山城跡:東京都八王子市高月町
滝山城は、1521年に山内上杉氏家臣の大石定重・定久親子によって築城されたとされている平山城です。武州瀧山城、瀧山城、横山城、竹山城、多喜山城と呼ばれることもあります。
16世紀前半~後半にかけて、北条氏康・長尾景虎(上杉謙信)・武田信玄による攻防の舞台になった、とされています(滝山合戦)。16世紀後半には、北条氏照によって大改修を施されています。
1587年頃には北条氏照の拠点が八王子城に移っており、これに伴って廃城になったと考えられています。
多摩川に近い丘陵の複雑な地形を利用した平山城で、大規模かつ複雑な空堀に馬出・土橋・虎口・櫓などを組み合わせて守りを固めています。後北条氏らしい技巧的な城です。
現在では滝山公園として整備されており、土塁・堀・土橋・虎口・曲輪・堀切など多くの遺構が残っている他、霞神社や金比羅社があります。桜の名所としても知られています。