鳥越城跡:石川県白山市三坂町
鳥越城(とりごえじょう)は、1570年代初頭に鈴木重泰(加賀一向一揆の首領)によって築城された山城です。別宮城と呼ばれることもあります。加賀一向一揆の最後の砦として知られています。
織田信長による加賀一向一揆征伐(石山合戦)に対し、白山麓本願寺門徒である山内衆の拠点として築かれました。
1580年に織田軍の柴田勝家に攻められて落城し、鈴木氏は滅亡しましたが、その後も織田軍と門徒との争いの舞台となりました。
大日川の近くの丘陵に築かれた連郭式の山城で、越前や美濃から加賀に至る交通の要衝に位置しています。大日川を挟んだ対岸には、同じく加賀一向一揆の拠点である二曲城があります。
現在では史跡公園として整備されており、土塁や空堀などの遺構が残っている他、枡形門・本丸門・石垣などが復元され、石碑が建てられています。
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