宇都宮城址:栃木県宇都宮市本丸町
宇都宮城は、平安時代末期に藤原秀郷または藤原宗円(宇都宮氏の祖)が築城したと言われている平城です。亀ヶ岡城と呼ばれることもあります。関東七名城の1つに数えられています。宇都宮城釣天井事件の舞台としても有名です。
1619年には本多正純が入城して城郭と城下町を改修しましたが、この際の疑惑が元となって、1622年に正純は改易されています(宇都宮城釣天井事件)。戊辰戦争では戦場となり(宇都宮戦争)、その際に城下町も含めてほぼ焼失しています。
奥州街道と日光街道の分岐点という交通の要衝に位置しており、軍事的にも経済的にも重要な拠点でした。徳川将軍の日光社参に際して宿城地(宇都宮宿)の役目を果たし、現在の宇都宮市の基盤となりました。
現在では宇都宮城址公園として整備されており、土塁・堀・石垣・大いちょうが遺構として残る他、富士見櫓・清明台櫓(内部は非公開)・土塀などが復元されています。