山中城跡:静岡県三島市山中新田
山中城は、永禄年間(1558年~1570年)に北条氏康によって、現在の三島市山中新田(やまなかしんでん)に築城された山城です。箱根十城の1つに数えられています。
北条氏の本拠地である小田原の西を守る重要拠点であり、小田原城の支城として築かれました。
北条氏政が豊臣秀吉と対立すると、防備を強化すべく改修を施されましたが、未完成のまま1590年の小田原征伐に至り、豊臣秀次の率いる大軍によって半日で攻め落とされ、廃城となりました。
箱根の山の南側尾根に築かれた、土造りの山城です。城郭内に箱根旧街道が通っており、その通行の統制拠点となっています。後北条氏の城に特徴的な障子堀や畝堀が多用されています。
現在では山中城跡公園として整備されており、空堀や土塁などの遺構が残っている他、障子堀や木橋などが復元されています。
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