全国風景ガイド
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日本の橋
日本百名橋
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場所一覧
北海道
○豊平川の豊平橋
北海道札幌市豊平区豊平3条1丁目
※1873年に丸木橋が架けられて以来数度の架橋を経て、現在の橋は1966年架設のブレーストリブタイドアーチ橋
※日本百名橋
○石狩川の旭橋
北海道旭川市3条通6丁目
※日本百名橋、選奨土木遺産
○釧路川の幣舞橋
北海道釧路市大川町
※「ぬさまいばし」と読む
※1900年の創架以来数代を経て、現在の橋は1976年に架設された鋼床版箱桁橋
※日本百名橋
東北地方
○新井田川の湊橋
青森県八戸市湊町本町
※日本百名橋
○上の橋
中津川の上の橋
岩手県盛岡市紺屋町
※初代の橋は、1609年に初代盛岡藩主の南部利直による城下町整備の一環として架設された
※現在の橋は1935年に架設され、高欄は1972年に改修されたが、擬宝珠は江戸時代から受け継がれており、その内の5基は初代架設時のものとされる
※日本百名橋
○広瀬川の大橋
宮城県仙台市青葉区大手町
※日本百名橋
○横手川の蛇の崎橋
秋田県横手市蛇の崎町
※蛇の崎橋の名は、かつてこの橋の付近が蛇の崎淵と呼ばれていたことに由来する
※後三年の役(11世紀後期)の頃にはすでに橋が架けられていたと推定されており、江戸時代には横手城下の外町と内町を結ぶ3つの橋(上・中・下)の1つだったので、下の橋と呼ばれることもある
※現在の橋は、2001年に架設された鋼製桁橋
※日本百名橋
○寒河江川の臥龍橋
山形県寒河江市白岩陣ヶ峯
※1827年の刎橋に端を発し、十数度に渡って架橋されて、現在のものは1937年に架設された鉄筋コンクリート製アーチ橋
※近代土木遺産、日本百名橋
○金山川の新橋
山形県上山市楢下
※初代山形県令の三島通庸によって1880年に架設された石造アーチ橋
※市区町村の文化財、選奨土木遺産、日本百名橋番外
○荒川の信夫橋
福島県福島市柳町
※1873年に架設された木橋に端を発し、現在の橋は1932年に架設された4代目(上路式鉄筋コンクリート製オープンスパンドレルアーチ橋)
※日本百名橋
○摺上川の十綱橋
福島県福島市飯坂町字十綱下
※十綱橋の名は平安時代にはすでに記録されており、1189年の源頼朝の奥州征伐の際に切り落とされたとされている
※明治初年以降に再び架橋され、現在の橋は1915年に架設された上路式鋼製ブレーストリブアーチ橋
※選奨土木遺産、日本百名橋
関東地方
○那珂川の水府橋
茨城県水戸市北見町
※旧水府橋は、1932年に架設された下路式ワーレントラス橋で、昭和初期の設計でありながら歩車分離されていた
※新水府橋(鋼箱桁橋)が2013年に架設されると、旧水府橋は解体された
※南岸に、旧水府橋の一部(橋門構、格点部)がモニュメントとして保存されている
※日本百名橋
○二荒山神社神橋
神橋
栃木県日光市山内
※大谷川に架けられた木造反り橋
※古代から架橋されていたと伝えられており、室町時代に初めて記録に現れる
※日光東照宮が造営され、1636年に架け替えられると、徳川将軍・日光例幣使・山伏以外の渡橋が禁じられた
※現在の橋は1904年に架設され、1950年~1956年と1997年~2005年に改修を施されている
※国の重要文化財、世界遺産、日本百名橋
○利根川の大渡橋
群馬県前橋市総社町総社
※1921年に架設された初代大渡橋は、萩原朔太郎『郷土望郷詩』に詠われた
※現在の橋は、1988年に架設された3代目
※日本百名橋
○旧碓氷峠鉄道施設 碓氷第三橋梁
碓氷川の碓氷第三橋梁
群馬県安中市松井田町大字坂本
※1893年に官設鉄道(後にJR信越本線、1997年廃線)横川駅-軽井沢駅間に架設された鉄道橋(レンガ造4連アーチ橋)で、めがね橋と呼ばれることもある
※国の重要文化財、日本百名橋
○荒川の旧秩父橋
埼玉県秩父市阿保町
※1931年に架設された上路式鉄筋コンクリート造アーチ橋
※秩父橋としては2代目で、初代は1885年架設のプラットトラス橋
※都道府県の文化財、日本百名橋、近代土木遺産
○利根川の水郷大橋
千葉県香取市佐原ロ
※初代の橋は1936年に架設されたゲルバートラス橋で、現在の橋は1977年に架設された2代目(鋼製斜張橋)
※日本百名橋
○真間の継橋
千葉県市川市真間4丁目
※かつてこの近辺が真間の入江と呼ばれていた頃、上総国府が置かれた国府台への道に架けられた橋が真間の継橋だった
※万葉集に「足の音せず 行かむ駒もが葛飾の 真間の継橋 やまず通はむ」と詠われ、橋が失われて久しい1696年には橋の推定地に真間万葉顕彰碑(真間の三碑とも呼ばれる)の1つが建てられて、幕末の歌川広重『名所江戸百景』では「真間の紅葉手古那の社つぎ橋」として描かれた
※現在では、真間万葉顕彰碑が現存し、その脇を通る道(真間山弘法寺の参道)に橋が設けられている他、近隣には手児奈霊神堂(手古那の社)もある
※日本百名橋番外
○四谷見附橋
東京都新宿区四谷1丁目
※現在の橋は2代目で、JR中央本線に架かる跨線橋として1991年に竣工した方杖ラーメン橋
※高欄と橋灯を旧四谷見附橋から流用している
※JR中央線に架かる跨線橋
※日本百名橋
○移築された四谷見附橋
長池公園 長池見附橋
東京都八王子市別所2丁目
※国鉄(後にJR)中央本線に架かる跨線橋として1913年に竣工したアーチ橋で、新しい四谷見附橋の竣工に伴って1993年に移築された
※近代土木遺産
○日原川の氷川大橋
東京都西多摩郡奥多摩町氷川
※江戸時代の木橋以来数代を経て、現在の橋は1933年に架設された鉄骨コンクリート造アーチ橋
※1982年に上流側に増設された鉄筋コンクリート造アーチ橋と一体化している
※日本百名橋、近代土木遺産
○千住大橋
隅田川の千住大橋
東京都足立区千住橋戸町
※日本最古の現存タイドアーチ橋
※1594年に初代の橋が架けられ、1767年に現在地で架け替えられてからも数代を経て、1886年には二重太鼓橋に架け替えられたが、関東大震災で被災した
※現在の橋は、東京市電(後に都電)との鉄道道路併用橋として増田淳の設計で1927年に架設され、1968年に鉄道橋としての使用を終了、1973年から下り専用となっている(上り専用は下流側に隣接する新橋)
※松尾芭蕉『奥の細道』の「矢立初めの地」としても知られており、北詰の千住大橋公園に矢立初めの碑が建てられている
※日本百名橋、近代土木遺産
○隅田川の両国橋
東京都墨田区両国1丁目
※江戸時代初期の創架以来数代を経て、現在の橋は1932年に架設された鋼鈑桁橋
※両国橋の名は、武蔵と下総の2国に跨っていることに由来する
※関東大震災で被災した先代の橋(1904年架設)の橋名板と親柱装飾が、東京都復興記念館に保存されている
※日本百名橋、近代土木遺産
○日本橋川の常磐橋
東京都中央区日本橋本石町3丁目
※常磐橋(旧常磐橋と呼ばれることもある)は、1877年に架設された人道橋(石造2連アーチ橋)で、1923年の関東大震災と2011年の東日本大震災で被災したが、そのたびに修復された
※南(下流側)には、関東大震災からの復興事業として1926年に架設された常盤橋(鉄筋コンクリート2連アーチの道路橋)がある
※選奨土木遺産、日本百名橋
○日本橋川の日本橋
東京都中央区日本橋1丁目
※1603年の木造太鼓橋に端を発し、現在の橋は1911年に架設された20代目(石造2連アーチ橋)
※銘板の「日本橋」は、徳川慶喜の揮毫によるもの
※国の重要文化財、日本百名橋
○隅田川の永代橋
東京都江東区永代1丁目
※ニューマチックケーソン工法を日本で初めて採用した橋で、現存最古のタイドアーチ橋でもあり、ドイツのレマゲン鉄橋(ルーデンドルフ橋)に範を取っている
※徳川綱吉生誕50年の記念事業として1698年に創架され、1807年の落橋事故を受けて架け替えられて、さらに1897年には日本初の道路鉄橋として現在地に架設されたが関東大震災で被災、現在の橋は1926年に架設された下路式鋼製リブタイドアーチ橋
※永代橋の名は、かつてあった永代島(中洲)に由来する
※国の重要文化財、選奨土木遺産、日本百名橋
○二重橋
東京都千代田区皇居外苑
※江戸時代初期から西の丸大手橋と下乗橋(共に木橋)が架けられており、1887年に西の丸大手橋が架け替えられて正門石橋に、1888年に下乗橋が架け替えられて初代の正門鉄橋になった
※現在の正門鉄橋は、1964年に架設された2代目
※「二重橋」は下乗橋の橋桁が上下二重になっていたことに由来する通称で、そこから転じて正門鉄橋の通称となったが、現在では正門鉄橋と正門石橋の両方を表すことが多い
※日本百名橋、近代土木遺産
○八幡橋(弾正橋)
八幡橋
東京都江東区富岡2丁目
※日本最古級の鉄製橋で、旧弾正橋、元弾正橋とも呼ばれる
※1878年に楓川に架設された弾正橋(ボウストリングトラス橋)を1929年に移築したもので、人道橋として使われている
※弾正橋の名は江戸時代初期まで付近にあった島田弾正屋敷に由来し、八幡橋の名は西にある富岡八幡宮に由来する
※日本百名橋、近代土木遺産
○多摩川の六郷橋
東京都大田区東六郷3丁目
※徳川家康による1600年の六郷大橋以来、江戸時代に数度架橋され、1883年に六郷橋の名で架設されてからも数代を経て、現在の橋は1984年に架設(完成は1997年)された鋼製桁橋
※先代の橋(1925年架設)の親柱などが、北詰の宮本台緑地公園と南詰から約500m先の稲毛公園に移設保存されている
※日本百名橋
○横浜ベイブリッジ
横浜港の横浜ベイブリッジ
神奈川県横浜市鶴見区大黒埠頭
※1989年に架設された斜張橋
※上層の高速道路と下層の一般道・遊歩道に分かれている
※日本百名橋
○馬入橋
相模川の馬入橋
神奈川県平塚市馬入本町
※「ばにゅうばし」と読む
※1878年の木橋以来数代を経て、現在の橋は1980年に架設された4代目(鋼製桁橋)
※馬入橋の名は西岸の地名に由来し、その地名は源頼朝の死因になったとされる落馬事件に由来する
※日本百名橋、近代土木遺産
北陸地方
○信濃川の萬代橋
新潟県新潟市中央区万代3丁目
※初代(1886年架設)と2代目(1909年架設)は木橋だった
※現在の橋は、福田武雄の設計で1929年に架設された3代目(鉄筋コンクリート6連アーチ橋)
※東詰から約150mにある万代クロッシングに、初代の橋の基礎杭(2代目にも流用)や橋銘板などの遺構が展示されている
※国の重要文化財、選奨土木遺産、日本百名橋
○関川の直江津橋
新潟県上越市川原町
※ここには戦国時代まで応化橋が架かっていたが1614年に破却され、1871年に直江津橋の名で架橋されてからも数代を経て、現在の橋は1988年に架設された鋼製箱桁橋
※応化橋は安寿と厨子王丸の説話(森鷗外『山椒大夫』で知られる)で舞台の1つとなっており、直江津橋の高欄には安寿と厨子王丸を描いたパネルが嵌め込まれている
※日本百名橋
○黒部川の愛本橋
富山県黒部市宇奈月町下立
※1626年の打渡橋に始まり、日本三奇橋に数えられた刎橋などを経て、現在の橋は1972年に架設された12代目(ニールセンローゼ橋)
※日本百名橋
○松川の舟橋
富山県富山市舟橋南町
※初代の橋は前田利長による富山城下整備に伴って1605年頃に架設(1661年に移設)された船橋(舟を並べて鎖で繋いだもの)と考えられており、富山の名所として知られ、初代歌川広重『六十余州名所図会』の「冨山船橋」などに描かれた
※現在の橋は1989年に架設された
※日本百名橋
○布橋
うば堂川の布橋
富山県中新川郡立山町芦峅寺
※江戸時代に布橋灌頂会(立山に登る代わりに目隠しをして橋を渡り、極楽往生を願う儀式)で使われていた橋を、1970年に復元したもの
※布橋の名は、布橋灌頂会の際に白布を橋に敷くことに由来する
※日本百名橋番外
○犀川の犀川大橋
石川県金沢市片町2丁目
※1594年の木橋以来数代を経て、現在の橋は関場茂樹の設計で1924年に架設された下路式鋼製曲弦ワーレントラス橋で、1967年までは北陸鉄道金沢市内線も通っていた
※国の登録文化財、近代土木遺産、日本百名橋
○足羽川の九十九橋
福井県福井市照手1丁目
※日本百名橋
中部東海地方
○桂川の猿橋
山梨県大月市猿橋町猿橋
※日本三奇橋の1つで、歌川広重『甲陽猿橋之図』にも描かれている
※猿橋の名は、猿の群れが互いの体を繋ぎ合って対岸に渡る光景を見て創架された(7~8世紀)、という伝説に由来する
※中世の史料にも言及されており、江戸時代中期以降には刎橋となっていた
※現在の橋は1984年に架設された刎橋(鋼材に木製外板張り)で、1851年の橋を復元したもの
※国の名勝、日本百名橋
○千曲川の中津橋
長野県佐久市御馬寄中山道
※中山道が千曲川を越える位置に当たっており、江戸時代から架橋が続いていた
※中津橋と命名された明治期の木橋(1893年と1910年に架設)を経て、現在の橋は1931年に架設された上路式鋼製ゲルバートラス橋
※中津橋の名は、明治期の架橋当時の地名(北佐久郡中津村)に由来する
※日本百名橋
○木曽川の桃介橋
長野県木曽郡南木曽町読書
※桃之橋、桃の橋と呼ばれることもある
※読書発電所の建設に際して資材運搬用に桃之橋の名で1922年に架設された軌道橋(木造4径間吊橋)で、1950年に村道となった後、1978年に老朽化により使用停止とされたが、1993年に復元されて桃介橋と改名され、現在では歩行者専用橋となっている
※桃介橋の名は、発電所建設当時の大同電力社長で「電力王」と呼ばれる福澤桃介に由来する
※国の重要文化財、近代土木遺産、日本百名橋
○木曽桟
木曽川の木曽の桟
長野県木曽郡上松町桟
※「きそのかけはし」と読む
※古代から架橋されており、今昔物語集にも記述がある
※1648年に木橋と石垣の組み合わせになり、改修を重ねて明治時代に至ったが、1911年に木橋が撤去された
※都道府県の史跡、日本百名橋番外
○宮川の中橋
岐阜県高山市神明町4丁目
※赤い中橋と呼ばれることもある
※江戸時代初期の木橋に端を発し、現在の橋は1925年に架設された鋼製桁橋で、1965年の改修で高欄が旧橋と同形式になった
※日本百名橋
○永保寺の無際橋
永保寺
岐阜県多治見市虎渓山町
※永保寺庭園の池に架けられた亭橋
※亭橋とは、反り橋の中央に亭榭(ていしゃ 屋根付きの台、四阿)を設けた橋のこと
※国宝(観音堂、開山堂)、日本百名橋(無際橋)
○長良川の長良大橋
岐阜県大垣市墨俣町墨俣
※1933年に架設された鉄道道路併用橋(鋼製曲弦ワーレントラス橋)で、伊勢電気鉄道養老線が延伸されることを想定していたが、まもなく延伸計画が頓挫し、1964年に道路橋となった
※近代土木遺産、日本百名橋
○富士川の富士川橋
静岡県富士市岩淵
※1924年に架設された6連曲弦プラットトラス橋
※日本百名橋
○大井川の大井川橋
静岡県島田市金谷東1丁目
※1883年に架設された初代は木橋だったが度々流失し、現在の橋は1928年に架設された鋼製17連曲弦プラットトラス橋
※選奨土木遺産、日本百名橋
○浜名湖の浜名橋
浜名湖の旧西浜名橋
静岡県湖西市新居町新居
※現在の正式名は西浜名橋橋側歩道橋
※1929年に架設された鉄筋コンクリート造13連アーチ橋で、現在では新橋の側道橋となっている
※日本百名橋
○矢作川の矢作橋
愛知県岡崎市矢作町市場
※1601年の初代以来、江戸時代には日本最長の橋だった
※現在の橋は、2011年に架設された16代目(鋼製桁橋)
※日吉丸(日吉丸)と蜂須賀小六(正勝)が矢作橋で出会った、という逸話(後世の創作)に因んで、西詰に出合之像が建てられている
※日本百名橋
○堀川の納屋橋
愛知県名古屋市中村区名駅5丁目
※名古屋城の築城に伴って架設(1610年)された堀川七橋の1つ
※初代以来数代を経て、現在の橋は1981年に架設された鋼製桁橋で、先代(1912年架設の鋼製アーチ橋)の外観を継承している(欄干も先代の流用)
※近代土木遺産、日本百名橋
○庄内川の枇杷島橋
愛知県西春日井郡清洲町枇杷島2丁目
※1956年に架設された鋼製ゲルバー橋(左岸)+鉄筋コンクリート造桁橋(右岸)だったが、架け替え工事に伴って2026年に撤去された(2030年頃に新橋が開通する予定)
※日本百名橋
○裁断橋跡
愛知県名古屋市熱田区伝馬
※戦国時代から精進川に架かっていた橋で、1926年に精進川が埋め立てられると撤去されたが、1953年に現在地で縮小復元された
※オリジナルの擬宝珠(1622年の銘文が刻まれている)が名古屋市博物館に保管されている他、堀尾跡公園にも復元した橋がある
※日本百名橋番外
○八橋
無量寿寺
愛知県知立市八橋町
※この地で在原業平が「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」と詠った頃の橋を再現したもので、杜若庭園(1812年作庭)に架けられている
※日本百名橋番外(八橋跡)
○伊勢神宮内宮宇治橋
五十鈴川の宇治橋
三重県伊勢市宇治館町
※御裳濯橋(みもすそばし)と呼ばれることもある
※伊勢神宮内宮の参道口に架かる木造反り橋で、1949年以降20年ごとに架け替えられている
※日本百名橋
近畿地方
○瀬田川の瀬田唐橋
滋賀県大津市唐橋町
※日本三古橋の1つで、瀬田の唐橋と呼ばれることもある
※『日本書紀』に記述のある古来の橋で、「もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」(宗長の作とされる)と詠われ、歌川広重「近江八景 瀬田夕照」にも描かれている
※1924年に初めて鉄筋コンクリート造となり、現在のものは1979年に架設されたが、擬宝珠は代々継承されており、「文政」と刻まれたものもある
※日本百名橋
○日吉大社大宮橋
日吉大社
滋賀県大津市坂本5丁目
※日吉大社西本宮(大宮)への参道に架かる石橋で、天正年間(1573年~1592年)に豊臣秀吉が寄贈したと伝えられる木橋を1699年に掛け替えたもの
※日本百名橋(大宮橋)
○鴨川の三条大橋
京都府京都市東山区大橋町
※室町時代以来の橋で、1590年に豊臣秀吉の命で修築され、江戸時代には東海道の西の起点とされて、1917年には日本初の駅伝競走のスタート地点となった
※現在の橋は1950年に架設された鋼製桁橋だが、擬宝珠には古いものも残っており、「天正十八年」(1590年)と刻まれたものや池田屋事件(1864年)での刀傷跡が付いたものがある
※京都国立博物館に、秀吉による修築時の橋脚が保存展示されている
※日本百名橋
○鴨川の五条大橋
京都府京都市東山区五条通鴨川
※平安時代末期以来の橋で、1590年に豊臣秀吉の命で現在地に架け替えられた(この時の橋脚と橋桁が京都国立博物館に保存展示されている)
※現在の橋は1959年に架設された鋼製桁橋だが、擬宝珠は代々継承されており、「正保二年」(1645年)と刻まれたものもある
※牛若丸と弁慶が出会った場所とされており、西詰に牛若丸弁慶像が建てられている
※日本百名橋
○上賀茂神社橋殿
賀茂別雷神社
京都府京都市北区上賀茂本山
※橋殿は「はしどの」と読み、舞殿と呼ばれることもある
※「ならの小川」に架かる屋根付き橋で、現在のものは1863年に建設された
※日本百名橋(橋殿)
○桂川の渡月橋
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町
※古代から桂川(大堰川、保津川)を越えて法輪寺に至る橋(法輪寺橋)として架橋されており、1346年に夢窓疎石によって度月橋(渡月橋)と命名されたが、応仁の乱で焼失、江戸時代初期に現在地に掛け替えられて(角倉了以による保津川開削時とされている)、葛飾北斎「諸国名橋竒覧 山城あらし山吐月橋」にも描かれている
※渡月橋の名は、亀山上皇の「くまなき月の渡るに似る」との言葉に由来すると言われている
※現在の橋は、1934年に架設された鋼製桁橋(高欄は木製)
※日本百名橋
○東福寺偃月橋
東福寺
京都府京都市東山区本町15丁目
※臨済宗東福寺派の大本山で、1236年に創建され、1386年には足利義満によって京都五山の第四位とされた
※三門や本堂などの大伽藍が多いことから、「東福寺の伽藍面」と称される
※国宝(三門)、国の重要文化財、都道府県の文化財、日本百名橋(偃月橋)
○宇治川の宇治橋
京都府宇治市宇治蓮華
※古代以来の橋で、日本三古橋の1つに数えられる
※現在の橋は1996年に架設された鋼製桁橋(高欄は檜製)で、現存最古の擬宝珠(1636年)の複製を用いている
※源氏物語の宇治十帖の舞台にもなっており、西詰には紫式部像が建てられている
※日本百名橋
○木津川の上津屋橋(流れ橋)
木津川の上津屋橋
京都府八幡市上津屋宮前川端
※「こうづやばし」と読む
※増水時に橋桁が流されるように設計された人道橋で、流れ橋と呼ばれることもある
※1953年の創架以来、20回以上も流失・復旧を繰り返している
※日本百名橋
○木津川の泉大橋
京都府相楽郡木津町木津
※740年頃に行基によって創架された泉橋に端を発し、現在の橋は1951年に架設されたゲルバートラス橋
※日本百名橋
○天橋立
京都府宮津市文珠
※日本三景、日本百名橋番外
※大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立(小式部内侍)の歌碑が天橋立駅にある
○行者橋
白川の一本橋
京都府京都市東山区稲荷町北組
※正式名は古川町橋で、一本橋、阿闍梨橋と呼ばれることもある
※江戸時代中期に記録として初めて現れ、「京都大廻り」(延暦寺の千日回峰行の一環)の修行者が渡ることで知られている
※現在の橋は、1907年に架設された人道橋(石造桁橋)
※日本百名橋番外
○淀川の長柄橋
大阪府大阪市東淀川区柴島
※「ながらばし」と読む
※初代の橋は1909年に架設されたポニーワーレントラス橋で、1874年に官設鉄道(現 JR東海道線)で日本初の鉄製鉄道橋の1つとして架設されて1900年頃に撤去された下十三川橋梁から11連を流用したもの
※1936年に架設された2代目(鋼製ゲルバー橋)は大阪大空襲で被災、現在の橋は1983年に架設された3代目(鋼製ローゼ橋)
※日本百名橋
○土佐堀川の難波橋
堂島川と土佐堀川の難波橋
大阪府大阪市北区中之島1丁目
※704年頃に行基によって創架されたと言われており、江戸時代に天神橋 ・天満橋と並んで浪華三大橋と称されて、幕末には『浪花百景』の「浪花橋夕涼」に描かれている
※現在の橋は1915年に架設された鋼製アーチ橋で、南北の橋詰にライオンの像(天岡均一の作)が配されているので、ライオン橋と呼ばれることもある
※パリのポン・ヌフとアレクサンドル3世橋を参考にしたと言われている
※近代土木遺産、日本百名橋
○土佐堀川の淀屋橋
大阪府大阪市北区中之島1丁目
※江戸時代初期に豪商の淀屋によって創架された
※現在の橋は1935年に架設された鉄筋コンクリート造3連アーチ橋
※国の重要文化財、選奨土木遺産、日本百名橋
○東横堀川の高麗橋
大阪府大阪市中央区東高麗橋
※大坂城の築城時に東横堀川の開削(1585年)に伴って創架されたと言われる橋で、大坂夏の陣の戦利品と伝えられている鉄製高麗橋擬宝珠が大阪城天守閣に収蔵されている
※現在の橋は、1929年に架設された鉄筋コンクリート造アーチ橋
※日本百名橋
○長堀川の心斎橋跡
大阪府大阪市中央区南船場
※長堀川の開削(1622年)に伴って商人の岡田心斎が創架した、とされる
※1873年に鉄橋となり(緑地西橋として鶴見緑地公園に現存)、1909年に石造橋として架け替えられたが長堀川の埋め立てに伴って1962年に撤去、1964年に高欄などを流用した心斎橋歩道橋が架設、長堀鶴見緑地線(1990年開業、1997年全通)の工事でこの歩道橋も撤去されたものの、1997年に現在地で一部復元(親柱と高欄を流用)された
※日本百名橋
○移築された心斎橋
鶴見緑地 緑地西橋
大阪府大阪市鶴見区緑3丁目
※日本現存最古の鉄橋
※1873年に架設された錬鉄製ボウストリングトラス橋(本木昌造の設計とされる)で、1908年に境川運河で境川橋となり、1928年に大和田川で新千船橋となった後、1973年に鶴見緑地公園で篠懸橋となり、1989年に現在地へ移設されて緑地西橋の名で保存されている
※現在では橋自体は鋼製桁橋となっており、トラスは装飾としてのみ用いられている
※大和田川跡の近くの大和田北公園に、新千船橋の親柱が保存されている
○住吉大社の反橋
住吉大社
大阪府大阪市住吉区住吉2丁目
※正式名は住吉反橋(すみよしそりはし)で、太鼓橋と呼ばれることもある
※慶長年間(1596年~1615年)に豊臣秀頼あるいは淀殿によって創架されたと伝えられており、今日まで掛け替えを繰り返してきたが、基礎部分は創架当時のままと考えられている
※川端康成『反橋』の舞台にもなっており、南東岸に川端康成文学碑が設置されている
※日本百名橋(反橋)
○雪鯨橋
瑞光寺
大阪府大阪市東淀川区瑞光2丁目
※くじら橋と呼ばれることもある
※18世紀半ばに豊漁祈願の返礼として寄進された鯨骨を使って創架された橋で、現在でも欄干に鯨骨が使用されている
※創架以来掛け替えを重ね、第2次大戦時に焼失したが1974年に復興して、現在の橋は2006年に架設されたもの
※日本百名橋番外(雪鯨橋)
○明石海峡大橋
明石海峡の明石海峡大橋
兵庫県神戸市垂水区東舞子町
※1998年に開通した鋼製補剛トラス吊橋
※開通当時世界最長(3911m)の吊橋で、現在でも世界有数
※日本百名橋
○餘部橋梁(兵庫県美方郡香美町)
余部鉄橋 空の駅
兵庫県美方郡香美町香住区余部
※正式名は餘部橋梁で、解体されるまでは日本最長(309m)のトレッスル橋だった
※1912年に官設鉄道山陰本線鎧駅-久谷駅間(後にJR山陰本線鎧駅-餘部駅間)の長谷川に架設された鉄道橋(鋼製トレッスル橋)
※2代目の架設に伴って2010年に解体され、現在では橋脚の一部を流用した展望台(余部鉄橋「空の駅」)が開設されている他、橋桁の一部が保存展示されている
※近代土木遺産、日本百名橋
○神子畑鋳鉄橋
神子畑川の神子畑鋳鉄橋
兵庫県朝来市佐嚢字水田
※日本現存最古の全鋳鉄製橋
※1885年に架設された上路式鋳鉄製アーチ橋で、神子畑鉱山から生野精錬所への鉱山道路に設けられた5つの鉄橋の1つ
※国の重要文化財、近代土木遺産、日本百名橋
○武庫川の武庫大橋
兵庫県西宮市戸崎町
※増田淳の設計で1926年に架設された上路式鉄筋コンクリート造6連アーチ橋
※日本百名橋
○木の根橋
兵庫県丹波市柏原町柏原
※奥村川に架かる天然の橋で、推定樹齢1000年の大ケヤキの根が川を跨いで伸びたもの
※日本百名橋番外
○八十橋
八十の岩橋
兵庫県加古川市東神吉町舛田
※升田山の登頂ルートの1つとなっている尾根筋で、「やそばし」と読む
※上古には80人の神様がここを通って天地を往来していたと言われており、八十の岩橋(やそのいわはし)と呼ばれることもある
※日本百名橋番外
○谷瀬の吊り橋
十津川の谷瀬の吊り橋
奈良県吉野郡十津川村谷瀬
※谷瀬は「たにぜ」と読む
※日本最長の生活用鉄線吊橋(297m)で、1954年に架設された
※日本百名橋
○飛鳥川の石橋
奈良県高市郡明日香村稀渕
※飛鳥川の飛び石と呼ばれることもある
※『万葉集』で「明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも」などと詠われた石橋の様態を今に伝えるものと考えられており、北詰に万葉歌碑が設置されている
※約150m上流にも石橋がある
※市区町村の史跡、日本百名橋番外
○不老橋(三断橋)
和歌の浦の不老橋
和歌山県和歌山市和歌浦中3丁目
※紀州東照宮御旅所の移築に伴い、第10代紀州藩主・徳川治宝の命で、1851年に御旅所への御成道に架設された石造アーチ橋
※都道府県の文化財、日本百名橋
○熊野灘橋杭岩
橋杭岩
和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川
※橋杭に似た岩柱の列
※日本百名橋番外
中国地方
○袋川の智頭橋
鳥取県鳥取市元町
※鳥取城主・池田光政の城下町整備の一環として袋川が付け替えられ、流路が西に大きく膨らんだ(現 旧袋川)のに伴って、袋川に設けられた5つの橋の1つで、1619年に創架された
※明治時代には鉄橋となったが1952年の鳥取大火で被災、1956年に現在の鉄筋コンクリート造ラーメン橋に架け替えられて、1993年には側道橋が追加された
※欄干のレリーフに刻まれた池田家の家紋や、上流側の側道橋に設けられた「きなんせ広場」が特徴
※日本百名橋
○松江大橋
大橋川の松江大橋
島根県松江市末次本町
※正式名は大橋
※堀尾吉晴による松江城の築城に際して1608年に架設された木橋が初代とされ、14代目(1874年架設)で正式に大橋と命名された
※現在の橋は1937年に架設された17代目(鉄筋コンクリート造ゲルバー桁橋)
※初代架設時に足軽の源助が人柱にされたと伝えられ、現在の橋の架設時にも深田清技師が事故死しており、南詰には源助柱記念碑と深田清技師殉難記念碑が設置されている
※日本百名橋
○羅漢寺五百羅漢の反橋
羅漢寺五百羅漢
島根県大田市大森町
※羅漢寺の創建(1764年)と同時期に架設された3つの石造反橋で、橋を渡った先に五百羅漢がある
※世界遺産
○瀬戸大橋
岡山県倉敷市下津井田之浦1丁目
※鷲羽山からよく見える
※日本百名橋
○旭川の京橋
岡山県岡山市北区京橋町
※日本百名橋、選奨土木遺産
○厳島神社反橋
広島県廿日市市宮島町
※日本百名橋
○元安川の元安橋
広島県広島市中区大手町1丁目
※元安橋東詰に広島市道路元標がある
※日本百名橋
○縮景園・跨虹橋
縮景園
広島県広島市中区上幟町
※浅野長晟の別邸の庭として造園された回遊式庭園
※日本百名橋番外(跨虹橋)
○帝釈峡・雄橋
帝釈峡の雄橋
広島県庄原市東城町帝釈未渡
※日本百名橋番外
○錦帯橋
錦川の錦帯橋
山口県岩国市岩国1丁目
※国の名勝、日本百名橋
○平安橋
新堀川の平安橋
山口県萩市平安古町
※市区町村の文化財、日本百名橋
四国地方
○吉野川の吉野川橋
徳島県徳島市上助任町大坪
※日本百名橋
○祖谷のかずら橋
祖谷川の祖谷のかずら橋
徳島県三好市西祖谷山村善徳
※日本百名橋
○表御殿庭園石橋
旧徳島城表御殿庭園
徳島県徳島市徳島町城内
※日本百名橋番外(石橋)
○独逸橋
ドイツ橋
徳島県鳴門市大麻町板東
※日本百名橋番外
○鞘橋
金倉川の鞘橋
香川県仲多度郡琴平町阿波町
※国の登録文化財、日本百名橋
○財田川の三架橋
香川県観音寺市八幡町1丁目
※日本百名橋
○長浜大橋
肱川の長浜大橋
愛媛県大洲市長浜
※国の登録文化財、日本百名橋
○河辺川の御幸の橋
愛媛県大洲市河辺町北平
※都道府県の文化財、日本百名橋
○弓削神社・太鼓橋
弓削神社
愛媛県喜多郡内子町石畳東
※日本百名橋番外(太鼓橋)
○はりまや橋
高知県高知市はりまや町1丁目
※かつて堀川に架かっていた橋を葉山庭園よさこい公園に再現
※日本百名橋
○四万十川の一斗俵沈下橋
高知県高岡郡四万十町一斗俵
※国の登録文化財、近代土木遺産、日本百名橋
九州地方
○紫川の常盤橋
福岡県北九州市小倉北区室町2丁目
※日本百名橋
○筑後川の昇開橋
佐賀県佐賀市諸富町大字為重
※国の重要文化財、日本百名橋
○中島川の長崎眼鏡橋
中島川の眼鏡橋
長崎県長崎市栄町
※国の重要文化財、日本百名橋
○諫早眼鏡橋
長崎県諫早市高城町
※かつて本明川に架けられていた橋の移築
※国の重要文化財、日本百名橋
○西海橋、新西海橋
針尾瀬戸の西海橋・新西海橋
長崎県佐世保市針尾東町
※日本百名橋
○町山口川の祇園橋
熊本県天草市船之尾町
※国の重要文化財、日本百名橋
○五老ヶ滝川の通潤橋
通潤橋
熊本県上益城郡山都町長原
※国の重要文化財、国宝、疏水百選
○緑川の霊台橋
熊本県下益城郡美里町清水(旧砥用町)
※1847年に架設された石橋
※国の重要文化財、日本百名橋番外
○宇佐神宮の呉橋
宇佐神宮
大分県宇佐市南宇佐
※豊前国一宮
※国宝、国の重要文化財、都道府県の文化財、日本百名橋(呉橋)
○山国川の耶馬渓橋
大分県中津市本耶馬渓町樋田
※都道府県の文化財、日本百名橋
○虹澗橋
三重川の虹澗橋
大分県臼杵市野津町大字西畑
※1824年に架設された石橋
※国の重要文化財、日本百名橋
○大淀川の橘橋
宮崎県宮崎市橘通東1丁目
※橘橋北詰の橘公園に、旧橘橋の親柱が残る
※日本百名橋
○西田橋
石橋記念公園
鹿児島県鹿児島市浜町
※かつて甲突川に架けられていた橋の移築復元
※都道府県の文化財、日本百名橋
沖縄
○天女橋
旧円覚寺弁財天堂
沖縄県那覇市首里当蔵町1丁目
※国の重要文化財、日本百名橋
○池田矼
崎田川の池田矼
沖縄県宮古島市下地川満
※「いけだばし」と読む
※日本百名橋番外
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